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外反母趾とベネシュの靴
こんにちは!熊本の健康寿命を伸ばす靴の店ベネシュ・ウーノ水前寺です。
今日は、外反母趾の話をまとめて書いてみます。
外反拇趾とは、足親指の第2関節部分から指が人差し指(第2趾側)(内側)に傾き、その結果第2関節部分が内側に突き出し変形したものです。
なぜ外反母趾という変形は起こるのでしょうか?その事例や特徴も併せて書いてみます。
〇 遺伝による
変形し始めるのは中高校生時期が多いようです。私が正にこれ(父そっくり)で、中学1年くらいから変形が始まりました。中学時代に急に姿勢が悪くなったり肩こりが始まったりしたのは、今思えば外反母趾の影響だったと気づきます。
〇 窮屈な靴や高いヒールを履く習慣による
足は片方で26個の小さな骨が組み合わさって構成されています。この構造のために、足は変形しやすい特徴があります。
おしゃれのために選ぶ靴は、足に窮屈だったり我慢が必要だったりしがちです。靴を履いてつらいとか痛いとか感じたら、足に何か変化が起きているはずです。
また、ダンスシューズを履いて社交ダンスなどトレーニングされている方は外反母趾になりやすいようです。(若かりし頃の小柳ルミ子さんが「外反母趾はダンサーの宿命」と語っていらしたのが記憶に残っています。)
〇足筋肉の衰えによる
足の筋肉が衰えて最も弱りやすいのが指の第三関節(親指は第2関節)部分です。もちろん偏平足にもなるので、足裏の体重分散がうまくできなくなります。そのため、立って足に体重が掛かることにより親指の第2間瀬節は内側に小指の第3関節は外側に押し出されがちになります。その結果、外反母趾と内反小趾になってしまう方が少なくありません。
外反母趾が引き起こす問題を上げてみます。
1.足の親指の付け根(第2関節部分)が痛くなりやすい
2.足指が浮指になりやすく、重心のバランスが崩れやすくなる
3.親指が巻き爪になりやすい
4.ふくらはぎの外側の筋肉が張りやすくなり、O脚になりやすい
5.膝の痛みや腰痛などが起こりやすい
他にもあるでしょうが、大まかなものをピックアップしました。
私自身、ベネシュに出会う前には3番以外全部当てはまっていました。1番は外反母趾のせい!と思っても、それ以外が外反母趾と関係あるとは全く思いもしませんでした。
外反母趾はどうしてこういった問題を起こすのでしょう?
1.親指の付け根の痛み
前にも書いたように、足は変形しやすい構造をしています。外反母趾の場合は、親指が外側に傾き更に進行するとねじれてきます。親指の爪が上ではなく内側を向いた状態です。付け根の痛みは、飛び出している部分が当たって痛いというより、骨のねじれによる内側からの痛みなのです。
2.浮指⇒重心バランスの崩れ
親指の変形により指が使いにくくなり、指で地面をつかみにくくなる浮指になります。
指を含む足裏全体で立って重心バランスを保っているので、指を使えない立ち方では重心バランスが崩れてしまいます。
3.巻き爪
足の爪は下からの圧が弱いと巻きやすくなります。外反母趾になると親指が使いにくく、歩くときに親指に体重が乗りにくいために巻き爪になりやすいのです。
4.O脚化
ふくらはぎの裏側には内側と外側2本の筋肉があります。下部はアキレス腱に、上部はそれぞれひざ関節につながっています。この2本の筋肉は歩き方や重心のバランスにより発達の仕方が変わります。
外反母趾があると親指が外側(第2趾側)に傾くため、歩く度に体重が外側に移動しています。この状態が続くとふくらはぎの外側に偏って筋肉を使い、内側より外側が大きく強く発達します。その結果、O脚化してしまうのです。
5.膝痛、腰痛など
O脚化するとふくらはぎの内外の筋肉バランスが崩れているので、ひざの関節に掛かる力がアンバランスになり痛みを起こしやすくなります。また、足首も外側に倒れるという問題が起きています。足元からからの崩れが、股関節や骨盤、背骨など骨格全体のバランスの崩れにつながり、様々な痛みを起こしやすくなります。
ベネシュの靴は、こういった外反母趾でお困りの多くのお客様に役立ち、喜んでいただいています。
最後に、ベネシュの靴は外反母趾になぜ有効なのでしょう?
足裏には理想形があり、この理想形が崩れたとき足に色々な問題が発生します。そこで、ベネシュ靴のインソールは足裏を理想形に整える形態になっています。
ベネシュ靴を履いて足裏を理想形に保てば、すでに変形した足でもその先に引き起こされる問題の発生を止める、または和らげることができます。
百聞は一見に如かず、一度履いていただくと違いを感じていただけることでしょう。
まずはお試しにご来店ください。