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外反母趾とおしゃれ
こんにちは!熊本の健康寿命を伸ばす靴の店ベネシュ・ウーノ水前寺です。
今回は、外反母趾とおしゃれについて。
外反母趾があると痛くておしゃれが制限されがちです。特に高いヒールや細めの靴は、痛くて歩くこともままなりません。でも、外反母趾があってもおしゃれをあきらめたくない、そんな方も少なくありません。
おしゃれと機能性、この2つを両立する方法は?
これまでに来店されたお客様を思い出しつつ、書いてみます。
〇まずは、私自身について
ベネシュに出会うまでは、高いヒールを履きたいものの痛みに勝てず、4cm前後のローヒールが定番でした。それでも履ける靴は数えるほど。低くても痛いのです。そんな私が50歳を超えてついにベネシュの靴に出会ったとき、機能性しか感じない黒の紐靴に「え、これ!?」と思ってしまいました。背の低い、しかも足の形がよくない私には魅力的に見えませんでした。
大して期待もせず、でも買ったからには元を取ろうと3か月間履き続けました。その間楽に過ごせたものの、その先は1つの靴に「もう飽きた!」となり、以前の靴を履こうとしました。しかし、元の靴を履いたら、結果は「痛い!」
従来からの靴をずらりと並べ、ベネシュの靴と見比べ、どうするべきか考えました。
結論は「痛みに耐えるのはもう嫌だ!これからはベネシュの靴を私のスタイルの基準にしよう!」でした。
それから十数年、ベネシュのブーツやスニーカーは機能性で満足させてくれると同時に、私にとってのおしゃれの決め手になっています。パーティなど華やかな場面では7cmのヒールや5cm程度のサンダルやミュールなどベネシュのおしゃれ靴も活用しています。
〇不機嫌そうな雰囲気が印象的な20代のお客様について
おしゃれをしたいのに痛くてたまらず、受診した整形外科のお医者様から「きちんとした靴を履きなさい」と言われ、来店されました。職場で履けるような黒の紐靴をお勧めしたところ、「痛くない!」と驚かれましたが、不機嫌さは増すばかり。不本意な靴を履かなくてはいけない悔しさを感じていらしたのでしょう。
おしゃれにこだわりがあるお客様にはONとOFFの切り替えがお勧めです。おしゃれするとき(ON)とそれ以外のとき(OFF)で意識的に履き分けるのです。おしゃれな靴も履いていいのです。(残念ながらおしゃれな靴は我慢が必要ですが。)その後ベネシュの紐靴で正しく歩いて崩れた足を整え痛みを和らげ、整った足をスリッパで安定させればよいのです。足のケアをしつつ、外反母趾を悪化させないようにするのは可能です。ベネシュでは正しい歩き方もたっぷりお教えしています。
〇あるモデルのお客さまについて
この方はランウェイでウォーキングするためのヒールを探して来店されました。当時取り扱っていた8cmのヒールをすぐに気にいっていただき、楽に履けるのが不思議ですごい!と喜ばれました。(この靴の製造は終了しました)でもヒールはヒール。外反母趾であんなに歩けるのはプロ意識があるからこそと感心しました。この方はスニーカーやスリッパが揃えばもっとお役に立てたと思います。
〇ある40代の方について
足元を安定させて新たな仕事に頑張りたいと来店されました。この方はすでにスニーカー愛用してベネシュの良さをご存じで、仕事用のパンプスを希望されました。ベルトつきのパンプスが長時間の着用にぴったりだったのでお勧めしました。デザイン的にも気に入っていただき、黒とベージュの2色どちらもお求めいただきました。日常はスニーカーとスリッパ、仕事はベネシュのおしゃれ靴で快適に頑張っていらっしゃいます。
このお客様のように、初めに基本のスニーカーとスリッパで足を整え安定させてからベネシュのおしゃれ靴を利用する、この流れが最も機能性とおしゃれを両立できると思います。
ベネシュの紐靴とスリッパのセットは外反母趾の方にも効果を発揮します。紐靴で正しく歩いて積極的に足をケアし、スリッパで安定させる、これで外反母趾の問題改善をサポートさせていただきます。
一つの靴でおしゃれと機能性を完全に両立させるのは難しいですが、場面に応じて使い分けどちらも手にいれましょう。
若い方も年齢を重ねた方もさっそうと快適に、そしておしゃれに過ごしていただきたいと思います。